散歩で見かけた現場②:安全対策が?

ちょっとひと息

散歩や移動中に見かけた現場について紹介します。今回は安全対策をもう少し頑張ったほうが良い現場です。

現場には入れないようにしましょう

今回の現場は狭小地です。敷地に余裕がなく道路からすぐに足場になっていますが、これを撮影したのは日曜日。現場には誰もいないですが、まるで「誰でもお入りください」と言わんばかりの状況です。

このような場合は足場のネットを下までおろしておく、別途仮囲いになるものを用意して入れないようにする、立入禁止の表示をするなど、会社としての安全に対する姿勢を見せないといけません。

中を覗くと、梯子がありますが固定はされているように見えません。基本は上部を固定、下部は滑り止めをしなくてはならないです。もし近所のお子さんが、「この現場に入り梯子を登りました。梯子が倒れて転落して怪我をしました。」こんな事にもなりかねません。

そして足場の下を覗くと、足場部材が転がっていたり釘も落ちていました。もう少しきれにした方が周りの見る印象が変わります。

足場については、根がらみが高い、第一の布にあたるものの高さが高い?、そんなところも見受けられました。

盗難にあうことも

敷地への出入りが容易だと、盗難にあう危険もあります。例えば現場が休みでも、トラックに作業着を着た人が現場にいたら誰も不審者だと思いません。堂々と部材等を持ち出すこともできるのです。いろいろな部材の原価が上がっていると、現場からの盗難も出てきます。実際にニュースなどで見受けられることもありますよね。

住宅の現場では、安全面等が疎かになりがちです。敷地への侵入防止、足場への侵入防止、足場の安全対策など、安全部分をコストダウンすることは本来おかしな話です。コストダウンしたら事故が起ってしまった、これはお客様からすると納得できるものではありません。いろいろな目線で考えてみてください。

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