まずはごみ拾いから

現場改善
現場監督
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なかなか現場の整理整頓が定着しないなぁ

さの
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まずはごみ拾いから定着させてみましょう

まずはごみ拾いから

現場をきれいにしようという考えをお持ちならば、まずは皆さんでごみ拾いをしましょう。現場に行くとよく目につくのが、ごみが落ちているなというところです。「現場をきれいにしたい」「なかなか業者・職人さんが協力してもらえない」といった声を聞いて現場に行くのですが、そのような現場でもごみが落ちています。小さなごみならまだしも、空き缶などが平気で転がっているケースもあります。このような状態は「言っているのに」という他人任せの範疇であり、本気でおこなうなら自らが気づいたときにごみを拾う所から始めてみてはいかがでしょうか? 

「ごみをひろう」「掃除をする」ということには、一般的には下記のような効果が見込まれます。

環境保全:ごみを拾うことで、最終処分場の負担や環境汚染を減らすことができます。また、リサイクル可能なごみを分別して回収することで、再資源化や減量化が促進されます。

  • コスト削減:ごみを拾うことで、処理費や搬出費が安くなる場合があります。また、リサイクルされた材料を再利用することで、資材費を節約することもできます。
  • 法令遵守:建築現場のごみは、主に産業廃棄物(産廃)として扱われます。産廃は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、廃棄物処理法)や建設リサイクル法などの法令に基づいて、排出者(施工業者)が自己責任で処理しなければなりません。ごみを拾うことで、法令に違反するポイ捨てや不法投棄を防ぐことができます。
  • 運気アップ:ごみを拾うことで、自分や地球に対する思いやりや感謝の気持ちが高まります。また、普段は気にも留めないゴミでもゴミ拾いの意識を持つことで気づけるようになり、その『気づき』が幸運を引き寄せると言われています 。

定着させるには?

現場でのごみ拾いを継続しきれいにしよう、気づきを深めようという方法としてには、以下のようなものがあります。

  • 定期的に実施する:現場でのごみ拾いは、一度だけではなく定期的に実施することが大切です。定期的に実施することで、ごみの発生状況や分別方法について把握しやすくなります。また、習慣化することで、自然とごみに対する意識が変わっていきます。一番良いのは「現場に行ったらまずはごみ拾いをする」ということをルールにしてしまい、チェックリストも作ることです。
  • チームで行う:現場でのごみ拾いは、一人だけではなくチームで行うことがおすすめです。チームで行うことで、効率的に広範囲のごみを回収することができます。また、仲間と協力しながら楽しく活動することができます。さらに、仲間と意見交換や感想共有をすることで、気づきや学びを深めることができます。
  • 記録や報告をする:現場でのごみ拾いを行った後は、記録や報告をすることが重要です。記録や報告をすることで、自分の活動を振り返ることができます。また、記録や報告を他の人に見せることで、フィードバックや評価を得ることができます。さらに、記録や報告を公開することで、他の人にもごみ拾いの効果や意義を伝えることができます。

以上が、現場でのごみ拾いについての説明です。現場でのごみ拾いは、環境保全やコスト削減、法令遵守、運気アップなどの効果があります。現場でのごみ拾いを継続し、気づきを深めるためには、定期的に実施する、チームで行う、記録や報告をするなどの方法があります。是非行動してみてください。

安全に関する研修や、業者会・安全大会での講演等も承ります。業者会・安全大会では、先に現場を見せていただければ、その評価を踏まえてお話しします。
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